「敏感期」とは、子ども英会話教育において、語学教育に最適な年齢(0歳~8歳、一説には0歳~12歳)を、そう呼んでいます。
例えば、次の英語の歌は、子ども英会話学習でよく使われる定番の歌ですが、歌詞には、深い意味はありません。
でも、この歌を覚えると、skip の「スキップ」の「プ」が、次の単語に溶け込む感じ、「my」 が「マイ」ではなく、「マ(イ)」で(イ)が溶け込む感じなど、この短いフレーズに、英語のエッセンスが詰まっています。これにより、例えば、「run to the door」 というような言い回しも、自然に覚えることができるようになります。
ABCの歌でアルファベットを覚えた人も多いでしょうが、幼い頃に覚えた英語の歌は、英語力の基礎になります。
例えば、これを大人に歌わせようとすると、「Lou」ってなに?と、歌詞の意味は?などを考えて、すんなり頭にはいらない場合が多いです(笑)、そもそも、無邪気に先生の真似をして歌を歌うことすらできません。
「敏感期」の子どもはそんなことを考えず、どんどん歌と英語に親しむことができます。
歌(言葉)を聴けば、大きな声で恥ずかしがらずに一緒に発音し、英語を日本語に置き換えることなく、まねしながらどんどん吸収していきます。
?残念ながら、小学生高学年ぐらいになってくると、本人の照れもあって、この柔軟性は徐々になくなってしまいます。
ですから、幼年期の貴重な時期(「敏感期」)をぜひ、英会話力向上に使ってほしいのです。
バイリンガルに必要と言われている英語3000時間を、幼年期の敏感期にクリアしましょう。
(※詳しくは、見積もり時に、送付させて頂く元子ども英会話教師が書いた、教材を参考にしてください)
一方、お母さまが熱心に、子どもに英会話教育を仕向けても、お子さま自身が、英会話教育をやめたいと言い出す時期(脱落期)が、2回あると言われています。
1回目は、小学1年生の入学時です。
この時期から、楽しいだけの英語から学問としての英語に変わっていきます。
お子さまは、アクティビティが中心の楽しい英会話の授業が、机の上の学問に変わり、興味が失われていきます。
テレビの視聴習慣も出来て、英語の教材もホコリがかぶりがちに・・・・あれだけ見てくれた英語のビデオも言葉の意味がわからないと、観ようとしてくれなくなります。
2回目は、小学3年生の時です。このあたりから更に、お子さまの、自己主張が強くなり、興味の幅もぐっと広がってきてしまいます。?男の子であれば、スポーツやゲーム、女の子であれば、おしゃれなどに気をとられてしまうかもしれません。
このような時期を乗り越えさせるために、留学という刺激をあえてあたえて、英語に対する興味喚起を行うのは、ひとつの手段です。
「敏感期」に、子どもに英会話教育を詰め込むお母さんが増えてきたのは、そもそもこの「脱落期」を迎える前に、英会話の基礎をつくってしまおうと考える人が増えているためです。
小学生高学年には、中学受験も控えています。賢いお母さまは、常に積極的に行動をし、家族の海外旅行と海外留学をうまく使い分けて、お子さまのモチベーションアップをはかっているようです。